80年代のコメディ映画おすすめ11選！ギャグマンガのような笑い満載の作品

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今回は、「ギャグマンガのような80年代のコメディ映画」を紹介、それではさっそく行ってみましょう！

80年代のコメディ映画

笑いを誘うコメディ映画にもいろいろな種類がありますが、80年代のコメディ映画には全員がボケ担当で、とにかくボケまくり収拾のつかない、まるでどこかのギャグマンガのような映画が多くありました。

アホらしかったり、下品だったり、登場人物みんなが能天気。ハマる人にはハマるけど、受けつけない人もいる、見終わった後は笑いすぎて疲れてる、そんな映画は今でこそ減ってしまいました。

そこで今回は、80年代の独特な雰囲気に包まれてとにかく馬鹿げたジョークに次ぐジョーク、ギャグに次ぐギャグで、ポップコーンでも食べながら気軽に見て笑えるコメディ映画を集めました。

1｜ビルとテッドの大冒険

当時アメリカで大人気となり、多くのグッズも販売。2年後には続編が作られ、さらに29年後となる2020年にもK・リーヴスとA・ウィンターの仲良しコンビにて続編が公開されました。

一番の見どころは、なんといってもその二人組。頭に残るエアギターのジェスチャーや、誇張物まねレベルの西海岸訛り、ロックスターに憧れるちょっと抜けた高校生の活力あふれる言動は、最高に面白く可愛くもあります。

一作目である本作で、彼らは電話ボックスでいろいろな時代を駆け巡り、ナポレオンやジャンヌダルクなど多くの偉人と出会い様々な騒動を起こしますが、それと同じくらい偉人達も動き回るのは傑作です。

1，2作を見てから3作目を見ればちょっと感動もしてしまう、そんな郷愁感も詰まってる名作コメディです。

『ビルとテッドの大冒険』はU-NEXTで配信されています

2｜ポリスアカデミー

警察学校の落ちこぼれ達が起こす大騒動を描いたハチャメチャコメディ。その人気から、なんと10年間で7つものシリーズが製作されました。

登場する主人公はお調子者で、ほかにも銃が撃ちたくて入ってきた男、元花屋の怪力男、世間知らずのお嬢様など個性が溢れすぎてる人たちばっかり。ジョークや下ネタ満載で、落ち着く暇もないほど。

最初から最後までドタバタしてますが、ある事件をきっかけに警官へと成長していく彼らの姿には、なぜか元気が湧いてきて応援されてる気持ちに。
『SEX AND THE CITY』での出演で有名なキム・キャトラルも出演。20代の初々しい姿も注目です。

『ポリスアカデミー』はU-NEXTで配信されています

3｜フライングハイ

『サタデー・ナイト・フィーバー』や『ジョーズ』などの名作のパロディや、パニック映画あるあるなどてんこ盛りの本作。止まらない飛行機のように、笑いもノンストップで進んでいきます。

奇想天外ネタや、ブラックジョーク、下ネタもたっぷりなので、誰かとみるときはご注意を。しかし、アメリカ映画協会にて”史上もっとも笑える映画10本”にも選出され、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた本作、記憶にも残る名場面も多く、アメリカンな笑いを堪能できる一作となっています。

続編もありますので気に入ったらそちらも一緒にご覧ください。

『フライングハイ』はアマゾンプライムビデオで配信されています

4｜裸の銃（ガン）を持つ男

先に紹介した『フライングハイ』などパロディを盛り込み、80・90年代のコメディ映画をけん引したデヴィット＆ジェリーのザッカー兄弟とJ・エイブラハムズ、通称”ZAZ”の作品。これまた大ヒットし後に3作目まで製作されました。

本作では、やることなすことすべてハチャメチャな刑事が大暴れ。まるで、元気でアメリカンなMr.ビーン。くどいほどのジョークも、自然と笑みがこぼれてしまいます。

また今作でも数々のハリウッド作品を茶化しまくり。誰でも知ってる知ってる有名作も多く出てきます。ほかにも、エリザベス女王はじめ多くの有名人のそっくりさんにも注目。80年代を代表するコメディ映画です。

『裸の銃（ガン）を持つ男』はU-NEXTで配信されています

5｜ドラグネット・正義一直線

『ゴースト・バスターズ』のダン・エイクロイドと、『フォレスト・ガンプ』のトム・ハンクスによる凸凹バディコメディ。さらに、今作が長編初監督となるトム・マンキーウィッツは『スーパーマン』や『007/死ぬのは奴らだ』などの脚本家として有名。ほかにも多くの有名作を手掛けるスタッフによる豪華な映画となっています。

大物俳優の共演で描く本作は、二人組の刑事ものに大きく影響を与え、一度は耳にしたことのあるテーマ曲もあり、このジャンルでは金字塔と言ってもいいような作品です。

今でこそまじめなイメージのあるトム・ハンクスですが、映画内ではちょい悪で適当な性格の刑事役として出ており、逆に新鮮味を感じるかもしれません。
映画内でコンスタントに出てくるジョークは抱腹絶倒とまではいかなくても、終始ニヤついてしまい、仲良さげな二人とふわふわした雰囲気で温かい気持ちになるコメディでもあります。

『ドラグネット・正義一直線』はアマゾンプライムビデオで配信されています

6｜初体験/リッジモント・ハイ

当時22歳だった原作者が、実際に母校へもぐりこんで書き上げた小説を映画化。80年代の若者をそのまま描き出した青春コメディ映画です。

それだけに当時の高校生の話題や、聞いている曲などがわかる貴重な映画でもあります。ただ、テーマがテーマですので一人での鑑賞をお勧めしますが。

そして何より注目したいのが、超若いの地の大物俳優。実力派俳優のショーン・ペンも、なんともアホっぽい西海岸の高校生を演じており、さらにこの作品はかのニコラス・ケイジのデビュー作でもあります。まだ、名前がニコラス・コッポラだった彼もよく見てみてください。

『初体験/リッジモントハイ』はアマゾンプライムビデオで配信されています

7｜ピーウィーの大冒険

当時コメディドラマで人気者だったピーウィー・ハーマンの初主演映画であり、『バットマン』や『シザーハンズ』で有名な鬼才ティム・バートンの初長編映画でもあります。

デビュー作にもかかわらずティム・バートン監督の個性が出ている作品であり、本作の成功から次々と世にヒット作を生み出していくことになります。

自転車を取り戻すというとても単純なストーリーですが、ロードムービー的で場面や登場人物が移り変わるので見ていて飽きません。
また、ピーウィー自身の多彩な演技やアドリブ的パフォーマンスもあり、童心に戻って楽しく笑える一作となっています。

『ピーウィーの大冒険』はU-NEXTで配信されています

8｜トップ・シークレット

本紹介なんと3回目の登場である”ZAZ”の作品。今回は、『トップガン』のヴァル・キルマーや、『アラビアのロレンス』のオマー・シャリフといった大物も登場します。

しかしながら、ZAZの馬鹿らしい笑いは健在で理解不能レベルのおかしなギャグも満載。本作ではスパイ・戦争映画のパロディがたくさん登場し、主人公のニックもプレスリーなど大物ロック歌手のパロディ盛りだくさんです。

ほかにも、技術的に凝ったシーンや小物、メイク、2分もフィルムを逆回ししている場面など、悪乗り前回ながらも、コメディに本気なZAZらしい一作となっています。

9｜ホリデーロード4000キロ

この映画はただのドタバタコメディではありません。主人公の身に起こるトラブルは、ドタバタを通り越して悲惨、もはやブラックジョークの域に入るような映画となっています。

本作はアメリカのパロディ誌「ナショナル　ランプーン」で掲載された短編マンガを映画化した作品です。悲惨なトラブルの数々は旅行にまつわる都市伝説に由来してるもの。

一見いつもの馬鹿らしさ全開のコメディに見えますが、降りかかる災難で変貌していく主人公はほかのコメディ映画とは一線を画すような作品となっています。

『ホリデーロード4000キロ』はU-NEXTで配信されています

10｜ボールズ・ボールズ

一癖も二癖もある変人ばかりのカントリークラブ、”ボールズ・ボールズ”で繰り広げられるドタバタコメディ。ドでかいものから細かいギャグまで、シュールなギャグをおなか一杯楽しめる作品です。

出演者たち、コメディの精鋭ぞろい。当時大人気だったチェビー・チェースはじめ、一度見たら忘れない目玉のロドニー・デンジャーフィールド、そしてのちに監督のハロルドと『ゴースト・バスターズ』で共演することになるビル・マーレイなど。

まるでトムとジェリーのようなハチャメチャなゴルフ映画、しかもゴルフだけでなく水泳や船、他作品のパロディまで楽しめる1作となっています。

『ボールズ・ボールズ』はU-NEXTで配信されています

11｜スペースボール

見ての通り『スター・ウォーズ』のガッツリパロッたコメディ映画です。しかしただのパロディではなく、監督のブルックスのファンであったジョージ・ルーカスによりパロディ化が快諾された公式パロディとなっています。

ヨーダっぽい”ヨーグルト”や、ダースベイダーっぽい”ダークヘルメット”など、ほかにも多くのスター・ウォーズにいそうなキャラが登場。
それでいながら、アレンジを加えることでこの作品独自の魅力を持つ作品となっています。

『スペースボール』はアマゾンプライムビデオで配信されています