クリスマスを味わえるクライムアクション・サスペンス映画おすすめ18選！

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今回は、「クリスマスを味わえるのクライムアクション映画」を紹介、それではさっそく行ってみましょう！

クリスマスを味わえるクライム・アクション映画

クリスマスが近づくと見たくなるのは、やっぱりクリスマス映画。世の中にはクリスマスらしい温かい映画や甘いロマンス映画が多く溢れていますが、あまりに見すぎてその甘さに胸焼けしてしまいそうな方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は、クリスマス気分を味わいながらも、そこにピリリとスパイスを加えるようなアクションやスリラーを楽しめる映画を集めました。
クリスマスの雰囲気を吹き飛ばすような痛快アクションや、寒々しい雰囲気を利用したサスペンスまで様々となっています。

1｜ダイ・ハード１

世界一ついてない男ジョン・マクレーンの伝説はここから始まりました。そして、マクレーンを演じたブルース・ウィリスもこの映画を機にさらに大ブレイク。
私生活に問題を抱えながらも、さらにでかい問題に直面しぼやきながらも戦う中年刑事を絶妙に表現。今では、彼以外には考えられないほどのはまり役となっています。

夏に公開された映画ながらもクリスマスの雰囲気や音楽が詰まっていて、IGN USが行った”ダイ・ハードはクリスマス映画なのか”というアンケートでは約80％が［はい、間違いなくそうです］に投票しています。

まさに『ダイ・ハード』はクリスマスに見たい傑作アクション映画。王道なストーリーゆえに何度も気軽に楽しめる作品となっています。

『ダイ・ハード』はアマゾンプライムビデオで配信されています

2｜ダイ・ハード２

前回の1年後であるクリスマスに、また”世界一ついてない男”マクレーンがまた不運に巻き込まれる第二作。雪の降る空港を舞台にマクレーンが死闘を繰り広げます。

アクション映画の金字塔ともなる一作目の大ヒット、そのバトンを渡されたのはのちに『クリフハンガー』を手掛けるレニー・ハーリン監督です。

プレッシャーの中作り上げた続編では、シリーズ5部作を形作る「運の悪い男像」を確立。極限を超えたありえない爆発など、大真面目にとんでもアクションをやってのけ、前作に負けない傑作アクション映画を残すこととなりました。

『ダイ・ハード2』はアマゾンプライムビデオで配信されています

3｜クリスマス・ウォーズ

財政難に陥ったサンタがアメリカ軍の戦闘機製造を請け負いながら、プレゼントをもらえなかった少年が送り込む暗殺者と戦う、という何とも奇妙でユニークな役をメル・ギブソンが好演。

そんな興味深い本作を手掛けたのは、『スモール・タウン・クライムー回り道の正義ー』で評価を得たネルムズ兄弟です。本作のどことなくやれて渋い武闘派サンタをうまく描いています。

そして暗殺者を演じるのは、『ヘイトフル・エイト』などの個性派俳優ウォルトン・ゴギンズ。さらに『秘密と嘘』でアカデミー賞ノミネートを果たしたマリアンヌ・ジャン＝バプティストや『グッド・ボーイズ』のチャンス・ハーストフィールドらが脇を固め、見ごたえあるアクションエンターテイメントになっています。

『クリスマス・ウォーズ』はU-NEXTとアマゾンプライムビデオで配信されています

4｜エネミー・オブ・アメリカ

『トップガン』を生み出したトニー・スコット監督が、国家機関がスパイ衛星や街中に仕掛けられた監視カメラを駆使して主人公を追いつめる様子を、スピード感とスリルたっぷりに描きます。

知らぬ間に陰謀に巻き込まれ、携帯電話・監視カメラを駆使し主人公のみならず国民を監視する様子は90年代ながらも、どことなく恐ろしさを感じさせるものとなっています。

その一方で、大人気俳優のウィル・スミスとベテラン俳優のジーン・ハックマンのユーモアあふれる会話やアクションシーンで、エンターテイメント性もある誰でも楽しめる作品となっています。

『エネミー・オブ・アメリカ』はアマゾンプライムビデオで配信されています

5｜バットマン・リターンズ

1作目に引きつづきメガホンをとったのは鬼才ティム・バートン監督。本作を含む前二作は、重厚でシニカル、特有のダークな雰囲気でバットマンシリーズの中でも人気が高い作品です。

幸せなクリスマスムード漂う街に現れるのは、愛されたい、認められたいという悲しい欲望を持ったヴィランたち。もはやヴィランが主人公のような本作は、切なさあふれるティム・バートンの真骨頂ともいえる一本。

悪役史に残る奇妙なペンギン男や、美しいながらもつぎはぎだらけの服装でどこかグロテスクなキャットウーマンなど、魅力的なビジュアル面にも注目です。

『バットマン・リターンズ』はU-NEXTで配信されています

6｜キスキス，バンバン

『リーサル・ウェポン』の脚本を務めたシェーン・ブラックが初監督を務めた、ブラックユーモア多めのクライム・アクション・コメディ。

出演するのは、最高にスウィートなロバート・ダウニー・Jr、ゲイの探偵役のヴァル・キルマー、可憐なサンタ超すを披露するミシェル・モナハンなどそうそうたるメンバーで、その掛け合いを見ているだけでも楽しめるほど。

ハードボイルド小説を原作とする本作ですが、ウィットに富む会話や映画の小ネタ、ぞんざいに扱われる死体などん采に扱われる死体など、ミステリー・テンポ・コメディ・クリスマス感のどれをとっても良くできている一作です。

7｜リーサルウェポン

上で紹介した監督シェーン・ブラックが脚本を担当、『グーニーズ』『スーパーマン』を手掛けた名監督リチャード・ドナーがメガホンをとった、刑事バディ物アクション映画の金字塔ともいえる本作も実はクリスマスが舞台です。

破天荒なリッグスと温和なマータフの掛け合いは面白くテンポもいいので、アクションだけでなく二人のユーモアに富んだ会話も楽しめる点となっています。

その一方で、登場人物のほとんどがベトナム戦争を経験している状態で、家庭を大切にする黒人マータフと、将軍のいる軍隊のような組織の中にいる真っ白なジョシュア、その中間色で揺れ動くリッグスと、奥深さも秘めている名作中の名作です。

『リーサル・ウェポン』はU-NEXTで配信されています

8｜バイオレント・ナイト

”サイレント・ナイト（聖夜）”にかけたような本作を手掛けるのは『ブレット・トレイン』にも参加した”87ノース・プロダクションズ”。

『ヘンゼル＆グレーテル』でも知られるトニー・ウィルコラ監督が、タフなサンタが悪党を倒すという、またしてもユニークなアイデアでブラックコメディ・アクションを製作。すでに続編の企画も始まっています。

サンタ役を怪演したのはドラマ『ストレンジャー・シングス　未知の世界』でジム・ホッパー役を演じたD・ハーバー、悪党側も名バイプレイヤーのジョン・レグイザモが脇を固め見ごたえある人間ドラマとアクションが堪能できます。

9｜ボーン・アイデンティティ

スパイアクション映画を語るうえでは欠かすことのできない、マット・デイモン主演の伝説的サスペンスアクションの1作目もクリスマスの時期に設定されています。

本作でメガホンをとったのは、まだハリウッド作品を手掛けた経験のなかったダグ・リーマン。のちに『フェア・ゲーム』や『バリー・シール／アメリカをはめた男』などを作り上げることとなる社会派監督です。

そんな彼がとった本作は、当時の潮流とは異なる硬派でリアルなテイストのスパイ映画。スタジオからも派手なラストの打診があったようですが、9.11により観客が求めるものも変化しそのままの作風で完成。
結果、伝説的な”螺旋階段アクション”も生まれ、007の『カジノ・ロワイヤル』などリアル線の先駆けとなる一本となりました。

『ボーン・アイデンティティ』はU-NEXTで配信されています

10｜ジャケット

スティーヴン・ソダーバーグとジョージ・クルーニー共同プロデュース、オスカー俳優エイドリアン・ブロディと、『プライドと偏見』のキーラ・ナイトレイの熱演でおくる新感覚サスペンス。

アクションではありませんが、クリスマスの寒々しい風景と『12モンキーズ』的な不思議さと重厚さを持つSFラブサスペンスがマッチ。それでいて、そこで生まれる人間ドラマは温かいものとなっています。

ラストに疑問を感じた方も多いようですが、DVDには未公開映像や作品を根本から覆すような複数のエンディングも収録されています。

『ジャケット』はU-NEXTで配信されています

11｜ダークエンジェル

あらすじの通り、潜入捜査で麻薬組織を追いかけていたらエイリアンに遭遇し戦うという何とも奇想天外なストーリー。全体的にはB級ですが、斬新な設定などが組み込まれており、SFとしてもなかなかに楽しめる内容になっています。

そしてなんといっても見どころはドルフ・ラングレンのキレキレのアクションでしょう。軽やかな回し蹴りに派手な爆発、90年代らしさあふれる豪快さで、クリスマスに受かれるテキサスの街をめちゃめちゃにしてしまう様子は爽快感すらある作品です。

『ダークエンジェル』はアマゾンプライムビデオで配信されています

12｜RED/レッド

撮影当時、すでに60歳を超えているブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチが孫ほど年の離れた現役ヒットマンと長年の経験を駆使しながら戦う本作。

様々なシチュエーションでの先頭やユーモラスな掛け合い、『エクスペンダブルズ』のようなかつての大スター(今もバリバリ現役スターですが…)が若者に一矢報いる胸熱さも見どころです。

さらにその3人に加え、『クイーン』でエリザベス女王を演じた、オスカー女優ヘレン・ミレンも、凄腕スナイパー役で登場し、マシンガンをぶっ放します。痛快シーンの数々にシビれまくること間違いなしの一本です。

『RED/レッド』はU-NEXTとアマゾンプライムビデオで配信されています

13｜P2

実話をもとに作られたサスペンス・ホラー。登場人物は最低限で、B級映画ながら構成、ゴア表現ともに手抜きは一切なく、目を離せない展開が続きます。

運悪くサイコパスな警備員に惚れられ、クリスマスの夜に残業で一人ぼっちになってしまった主人公アンジェラ。
あまりに美しいので、ついつい警備員側に肩入れしたくなってしまいますが、アンジェラは田舎出身のじゃじゃ馬娘で、この設定が他の作品と一線を画す面白さを作っている一因でもあります。

撮影当時薬物依存の酷かったウェス・ベントレーの怪演、犬や水が苦手なレイチェル・ニコルズのリアルな恐怖にも注目です。

『P2』はアマゾンプライムビデオで配信されています

14｜ロング・キス・グッドナイト

『リーサル・ウェポン』のシェーン・ブラックが書いた脚本を、レニー・ハーリンが監督、当時夫婦だったジーナ・デイビス主演で映画化したアクション大作です。

そして、見どころは何といっても撃って撃って撃ちまくる銃撃戦や大爆発など、やりすぎなくらいのアクション。後半40分くらいは常にクライマックスのようですが、決して力任せでなく、ストーリーに沿って計算されたアクションで、痛々しいほどのリアルさも見せます。

また、ジーナ・デイビスの性格と見た目の変貌っぷり、二つの人格で揺れるヒロイン、子供を抱きかかえながらマシンガンを撃つという強い女性・母性、奥深い人間描写とクリスマスらしい温かいメッセージも魅力の一つです。

15｜レインディア・ゲーム

『グラン・プリ』『RONIN』などを手掛けたジョン・フランケンハイマー監督の最後の劇場監督作品となったアクション・スリラー。

そんな名監督のもとに集ったのは、ベン・アフレックや、シャーリーズ・セロン、『フォレスト・ガンプ』のゲイリー・シニーズといった名優たちです。

駄作との声が多い本作ですが、愛と欲望が絡み合う緊張感満点の展開は面白く、俳優たちの熱演もあって、大きな期待を持たず気軽に見るには非常に楽しめる一作となっています。

『レインディア・ゲーム』はアマゾンプライムビデオで配信されています

16｜地獄のコマンド

80年代にシルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーなどと並ぶタフガイ俳優になったチャック・ノリス主演の痛快アクション映画。

アメリカのクリスマスをぶち壊すソ連のテロリストは、当時の冷戦時代、共産主義への拒否反応をそのまま反映したような現実味は二の次のようなストーリーが展開。

マシンガンを2丁手に暴れまわるチャック・ノリス、CGのない時代だからこその迫力は大きく、全米No.1をとっただけの豪快は、ファンには必見のものとなっています。

17｜アイス・ハーベスト　氷の収穫

暴力性あふれる描写、裏切りと皮肉に満ちた先の読めない展開と衝撃の結末が絶賛され、各賞にノミネートされた全米ベストセラーのサスペンス小説を、『ゴーストバスターズ』ほか数々のヒット作を連発してきたハロルド・ライミスが映画化。

出演するのは「マルコヴィッチの穴」のジョン・キューザックと、「アルマゲドン」のビリー・ボブ・ソーントン。

個性的な演技が高く評価されている二大俳優の共演は、実に7年ぶり。絶妙のタッグで魅せる、映画好きにはたまらない合わせとなっており、追跡、裏切りに遭いながらも金と女のために走り回るチャーリーのクリスマス・イヴをコミカルさも交えながら描きます。

18｜Detective Knight : Redemption

本作は『Detective Knight：ROGUE』に続くシリーズ2作目にあたる作品で、悪役はサンタの格好をしていることもありブラックなクリスマスを堪能できます。

また本作は、ブルース・ウィリスの出演した最後の映画の1つで、セリフなども少なくなってしまっていますが、それでも先に紹介した『ダイ・ハード』シリーズなどを務めた大スターのオーラは非常に大きなもので、彼が出ているだけで作品が締まることは間違いありません。

残念ながら現在日本では見れる環境にないようですが、見れるようになったらぜひ彼の雄姿を一目見たいところです。