こうゆう映画が見たい!を見つける映画紹介
今回は、「サンタクロースの誕生秘話を描いた作品」を紹介、それではさっそく行ってみましょう!
サンタクロースの誕生秘話を描いた作品
寒くなってきたら見たくなってしまうクリスマス映画。そしてクリスマス映画と切っても切り離せないのが”サンタクロース”の存在です。
世界中の子供たちに夢と希望を与えるサンタクロース。その誕生秘話を描いた映画を集めてみました。「果たしてそれが合っているのか合っていないのか」、と難しく考えるのではなく、「こんなことがあったのかも」「こんな一説があってもいい」とぜひその世界観に浸って見てみてください。
1|サンタクロースになった少年
公開年:2007年
製作国:フィンランド
上映時間:82分
監督:ヨハ・ウリオキ
出演:ハヌ・ペッカ・ビョルクマン、オットー・グスタフソン、カリ・バーナネンほか
あらすじ
ラップランドの小さな村で暮らす少年ニコラスは、事故で家族を亡くしてしまう。身寄りのないニコラスのため、村の人々は1年ごとに交代で彼の面倒をみることになり、ニコラスはそれまで世話になった家の子どもたちに手作りのおもちゃを贈るのが習慣となる。しかしある年、村を飢饉が襲い、ニコラスは頑固者の家具職人イサッキのもとに引き取られることに。
サンタクロースの住処の一説としてあるフィンランドのラップランド地方。そしてこの映画もフィンランド製で、雪景色はもちろん、緑の広がるフィンランドの素朴で美しい景色が味わえる映画です。
しっかりとサンタクロースの起源に迫り、何故トナカイになるのか、何故赤い服を着るのか、など具体的に語られます。現実的な考察ですが、最後には夢のような出来事が起こるのもこの映画。
お世話になった人へこっそりプレゼントを贈る少年、頑固者の家具職人、村の人々、登場するすべての人のやさしさがじんわり心に沁み、ついついウルっと来てしまいます。
寒々しい風景ながらも、心は驚くほど暖かくなるストーリー。決して子供だけでなく、どの世代でも楽しむことができる一作です。
2|クリスマスと呼ばれた男の子
公開年:2021年
製作国:イギリス
上映時間:106分
監督:ギル・キーナン
出演:ヘンリー・ローフル、トビー・ジョーンズ、サリー・ホーキンス、クリステン・ウィグ、マギー・スミス、ほか
あらすじ
ニコラスは、エルフが暮らすといわれる伝説のエルフヘルム村を見つけるために旅立った父親を捜し、人々に希望をもたらす贈り物を持ち帰るため、北の地を目指す。トナカイのブリッツェンとペットのネズミと旅するうちに、ついにエルフたちが暮らす土地にたどり着くのだが…。
サンタクロースの起源にまつわる、マット・ヘイグの児童文学を原作としたファンタジー。まるで、寝る前のお話のようで、驚きと優しさが満ち溢れた映画です。
ドキドキワクワク、そしてちょっと怖くなったり、童話のような雰囲気。幻想的な雪景色と可愛らしい動物たち、信じられないような美少年も相まって静かなシーンでも目が離せません。
俳優陣も非常に豪華で、『ワンダーウーマン1984』のクリステン・ウィグ、『パディントン』のサリー・ホーキンス、さらに『ハリー・ポッター』シリーズからマギー・スミスとトビー・ジョーンズ。この面々で紡がれる物語はまさに夢のようで、家族、恋人、一人でも楽しめる作品です。
3|クロース
公開年:2019年
製作国:スペイン
上映時間:98分
監督:セルジオ・パブロス
出演:ジェイソン・シュワルツマン、J・K・シモンズ、ラシダ・ジョーンズ、ウィル・サッソー、ほか
あらすじ
北極圏に近い暗く凍てついた小さな町で郵便配達員をしているジェスパーはある日、人を寄せ付けない不思議なおもちゃ職人のクロースと出会う。2人はひょんなことから、一緒に町でおもちゃを配達することになり、やがて2人の間には友情が芽生え始める。
第92回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされたほか、英国アカデミー賞及びアニー賞でも多数受賞した本作は、サンタクロースの誕生秘話を新たな視点から描いたスペイン製長編アニメーションです。
徐々にサンタ増に近づいていく面白さ、争っていた住民たちをポジティブな主人公たちが変えていく微笑ましさ、それらを温かくもユーモラスに描きだしています。
2019年公開の映画ながら、アニメーションは手書きで、英語版も日本語版もしっくりくる声優のキャスティング。可愛らしいキャラクターと人のやさしさで心がポカポカしてしまう一作となってます。
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