こうゆう映画が見たい!を見つける映画紹介
今回は、「リアルで重々しい銃撃戦が見れる映画」を紹介、それではさっそく行ってみましょう!
リアルで本格的な銃撃戦が見れる映画
銃撃戦のあるアクション映画は多々ありますが、その中でも格闘戦や娯楽的な派手なアクションは少なめで、本格的に銃撃戦がフィーチャーされておりかなりのリアリズムを感じられる作品を集めました。
1|ヒート
公開年:1995年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:171分
監督:マイケル・マン
出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ヴァル・キルマー、トム・サイズモア、ダイアン・ヴェノーラ、アシュレイ・ジャッド、ほか
あらすじ
プロの窃盗団であるニール・マッコーリー率いるグループが、現金輸送車から多額の有価証券を強奪。捜査に乗り出したロス市警のヴィンセントは、わずかな手がかりからニールたちの犯行と突き止め、執拗な追跡を開始した。
本格的な銃撃戦を繰り広げるクライムアクションの金字塔的作品。この映画なくしてこのジャンルはなり立たないでしょう。映画後半で繰り広げられる壮絶な銃撃戦は伝説的ともいえます。
本作での犯罪者側はロバート・デ・ニーロ、そして警察側はアル・パチーノ。共演とはいっても、二人の顔が同時に映るカットはなく、まるで鏡合わせのような関係。
どちらも実力派であり、デ・ニーロらはアンディ・マクナブという元英国特殊空挺部隊員のもとで訓練を受けました。そんな彼らの全身全霊でぶつかり合う姿はとてつもない緊迫感と興奮をおぼえます。
171分と長尺ですが、2大スターをきっちりと描き出すためには気つような時間であり、ほかにも多数実力派俳優が登場していることで、濃厚な人間ドラマを形成する、アクションだけではない傑作映画です。
『ヒート』はU-NEXTとアマゾンプライムで配信されています
2|コラテラル
公開年:2004年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:104分
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ジェイダ・ピンケット=スミス、マーク・ラファロ、ピーター・バーグ、ほか
あらすじ
LAのタクシー運転手マックスは、ある晩謎めいた男ヴィンセントを乗せる。ヴィンセントは一晩タクシーを借り切ることを依頼し、マックスは承諾する。しかしヴィンセントの正体は非常な殺し屋だった。
本作も『ヒート』と同じくマイケル・マンがメガホンを取りました。ロサンゼルス各地でロケを行い撮った夜の映像はとてもスタイリッシュ。先の知りたくなるようなストーリーや、ウィットにとんだセリフも魅力です。
本作でもクラブの中や夜のロスでの銃撃戦は迫力は健在で、今回トム・クルーズはガンアクションのためにイギリス特殊部隊にレクチャーしてもらったという銃の扱い方は美しさすら感じてしまいます。
本格的な悪役に挑戦したトム・クルーズ、また本作で助演男優賞にノミネートされたジェイミー・フォックスの演技にも注目。そしてジェイソン・ステイサムがカメオ出演しているので探してみてください。
『コラテラル』はU-NEXTで配信されています
3|マイル22
公開年:2018年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:94分
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、イコ・ウワイス、ジョン・マルコヴィッチ、ローレン・コーハン、ロンダ・ラウジー、ほか
あらすじ
ある日、東アジアの一国、インドカーの大使館に盗まれた危険物質セシウムの行方を知るという元警官のリーが現れアメリカ政府の保護下に入る。しかしリーを狙う刺客が現れ、大使館は彼をアメリカへ移すことに。大使館から空港までの22マイル(約35㎞)をアメリカの極秘部隊オーバーウォッチが護送することになる。
『ローン・サバイバー』などでもタッグを組んだマーク・ウォールバーグと、ピーター・バーグは今作が4度目。初のフィクション作品となり、そのアクションは一層過激なものになっています。
俳優でありスタントマンでもありイコ・ウワイスによる格闘戦の迫力もさることながら、特殊部隊と敵組織の銃撃戦も迫力満点。アクション性を維持しながらもかなりリアルに作り上げており、現実感とカッコよさを両立しています。
またアクションだけでなく、謎めいたリーに始まり組織同士の陰謀が複雑に絡み合うストーリーは見事で、重厚な物語を形成しています。
『マイル22』はアマゾンプライムビデオで配信されています
4|パトリオット・デイ
公開年:2016年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:133分
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン、J・K・シモンズ、ミシェル・モナハン、ほか
あらすじ
2013年4月15日の“愛国者の日”に開催されるボストンマラソン。そのさなかゴール付近で爆弾テロが発生し、会場を警護していたボストン市警殺人課の刑事トミーは捜査に着手するが、到着したFBIのチームと合同捜査をすることに。やがてある兄弟が容疑者として浮かび上がるのだが…
記憶にある方もいるであろう、2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件の事件発生からわずか102時間で犯人逮捕に至った顛末を『ローン・サバイバー』や『バーニング・オーシャン』などで手腕を振るったピーター・バーグがメガホンを取りました。
事件当時の映像を盛り込むことで、より緊迫感を際立たせ、警察側だけでなく犯人視点も移すことで勧善懲悪で物語を終わらせない中立的な映画でもあります。
『パトリオット・デイ』はU-NEXTで配信されています
5|ザ・アウトロー
公開年:2018年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:140分
監督:クリスチャン・グーデカスト
出演:ジェラルド・バトラー、50セント、パブロ・シュレイバー、エヴァン・ジョーンズ、オシェア・ジャクソン・Jr、ほか
あらすじ
世界屈指の犯罪多発都市LA。重犯罪特捜班を率いる熱血刑事ニックは、バーテンダーのドニーを締め上げて、かねてからその後を追っていたプロの犯罪者集団メリーメン一味が、廃棄処分される予定の古い札束を狙った大胆不敵な銀行強盗を企てていることを知る。
構想に14年を費やした本作は、警察と犯罪者双方のアウトローのぶつかり合う濃厚な銃撃戦は見ものです。
ストーリーや映画の雰囲気、役者にいたるまですべてがヘビーでハードな感じ。いかついジェラルド・バトラーはこの映画のために10キロ以上も増量、モデルとなったATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)のエージェントもバーでカメオ出演しています。
ほかの俳優たちもトレーニングを積みました。警察と強盗の両グループでライバルの雰囲気を作るため二つの部とキャンプを実施。それぞれ軍事コンサルタントのポール・モーリスによって異なる訓練を受けています。
『ザ・アウトロー』はU-NEXTで配信されています
6|ボーダーライン
公開年:2015年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:121分
監督:ドゥニ・ビルヌーヴ
出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ダニエル・カルーヤ、ジョン・バーンサル、ほか
あらすじ
FBI捜査官のケイトはその能力を買われ、麻薬カルテル壊滅のための特殊部隊にスカウトされる。彼女はチームとともに国境を超え、メキシコへ足を踏み入れ極秘作戦を開始するが、そこで麻薬戦争のすさまじさを目の当たりにする。
『ブレードランナー 2049』などでメガホンをとったドゥニ・ビルヌーブ監督。彼の重々しく心をえぐるような作風は見た人ならわかるでしょう。今作では麻薬密売をめぐる攻防戦をすさまじい臨場感で鮮烈に描き出します。
主人公は、ほぼ何も知らずに麻薬捜査に同行する女性FBI捜査官。開始5分で地獄を見せつけられ見てる方も思わず感情移入してしまいます。
そんな中で行われる銃撃戦は展開が予測できず、とてつもない緊張感が生み出されています。
エミリー・ブラントやジョシュ・ブローリンなど多くの実力派俳優も登場。その中でも特にベニチオ・デル・トロの鬼気迫る恐ろしいまでの演技にも注目です。
『ボーダーライン』はU-NEXTとアマゾンプライムで配信されています
7|サボタージュ
公開年:2014年
製作国:アメリカ合衆国
上映時間:109分
監督:デヴィット・エアー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、サム・ワーシントン、オリヴィア・ウィリアムズ、テレンス・ハワード、ジョー・マンガニエロ、ハロルド・ペリノー、ほか
あらすじ
DEAの伝説的捜査官ジョンは、癖のある精鋭ぞろいの特殊部隊を率いる。彼らは麻薬カルテルお隠し持つ2億ドルのうち、1000万ドルの強奪計画を実行。成功するが、一時隠しておいた1000万ドルが消えてしまう。
『フューリー』も手掛けたD・エアー監督によるサスペンスアクション。なんと「そして誰もいなくなった」を原作としている本作ですが、そのプロットを参考にし全く違うアクションの味付けとなっています。
今作ではアンチヒーロー役を演じるシュワルツェネッガーは、娯楽アクション的ではなく非常に現実的な演技をこなしています。
これまで数多く銃を売ってきた彼ですが、今回はエアー監督が彼にトレーニングを指示。結果警察独特の身のこなしを習得し圧倒的なリアリズムが出ています。
FPS視点もある突入時の緊張感、麻薬組織の恐ろしさ、そしてチーム全員がうさん臭く怪しいという濃厚なサスペンスにリアルな戦闘のあるおかげで、とても魅力的な作品となっています。
ちなみにシュワルツェネッガーは、2014年に「映画史上最も人を殺した俳優」第1位に選出されました。
『サボタージュ』はU-NEXTで配信されています
8|ビトレイヤー
公開年:2013年
製作国:イギリス
上映時間:99分
監督:エラン・クリーヴィー
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マーク・ストロング、アンドレア・ライズブロー、ピーター・ミュラン、ほか
あらすじ
ある晩、ロンドンで強奪事件が発生。捜査官マックスは大物犯罪者スターンウッドをあと一歩のところまで追い詰めるが、銃撃され相手を取り逃がす。3年後、隠遁生活を送っていたスターンウッドはあるきっかけで犯罪の世界へ復帰。マックスとの対決を繰り広げるが…
リドリー・スコットの製作指揮のもと、新鋭監督のクリーヴィーが監督・脚本を務めた緊迫の英国製クライムアクション。
イギリスらしい暗く落ち着いた雰囲気で、J・マカヴォイとM・ストロングの二人がいき詰まる男同士の対決と友情を見せてくれます。
また、ロンドンでは警察は拳銃を携帯していないこともあり、今作の冒頭ではマックスが銃器を持たずやすやすと撃たれてしまいす。そういった点において、アメリカ映画にはない現実感とリアリティのある恐怖感を味わえます。
『ビトレイヤー』はU-NEXTで配信されています
コメント